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沖縄尚学2度目の優勝

 沖縄尚学高校が,選抜高校野球大会で優勝しました…。笑顔

朝日新聞(2008年04月04日14時55分)
沖縄尚学、9年ぶり2度目の優勝 選抜高校野球

 第80回記念選抜高校野球大会第14日の4日、決勝は聖望学園(埼玉)と沖縄尚学の顔合わせ。3年ぶり4回目出場の沖縄尚学が、初出場で決勝へ進んだ聖望学園を9―0で破り、9年ぶり2度目の優勝を決めた。沖縄尚学の比嘉公也監督は第71回大会で同校が優勝したときのエースで、選手と監督の両方の立場で栄冠をつかんだ。

 聖望学園は2回戦で小松島(徳島)、3回戦で履正社(大阪)、準々決勝で平安(京都)、準決勝で千葉経大付を、一方の沖縄尚学は2回戦で聖光学院(福島)、3回戦で明徳義塾(高知)、準々決勝で天理(奈良)、準決勝で東洋大姫路(兵庫)を破り勝ち上がってきた。

 聖望学園は大塚、沖縄尚学は東浜の両右腕エースが先発。

 1回裏、沖縄尚学は聖望学園先発大塚の立ち上がりを攻め、先頭の伊古が右中間を破る三塁打、2番伊志嶺の打席で大塚が暴投、伊古が生還し、先取点を挙げた。
 続く2回裏、先頭の5番波照間が四球、盗塁と6番嶺井の犠打で1死三塁とし、7番新垣のスクイズで追加点を挙げた。
 さらに3回裏には、聖望学園の先発大塚から代わった石田から、3番西銘が左越え三塁打、続く4番仲宗根が右前適時打、さらに5番波照間は左越え適時二塁打、2死から7番新垣が右中間を破る適時三塁打、8番東浜の適時内野安打でこの回一挙4点を挙げた。
 4回表、聖望学園はそれまで無安打に抑えられていた沖縄尚学先発の東浜から、先頭の2番小名木が右前安打、3番城戸の二ゴロで1死二塁と走者を得点圏に進めたが、後続が倒れ、得点できなかった。
 5回裏、沖縄尚学は攻撃の手を緩めず、聖望学園3番手の佐藤から7番新垣の内野安打と犠打、相手失策などで1死一、二塁、1番伊古の打球は右中間を深々と破り、これがランニングホームラン。この回3点を追加し、リードを9点に広げた。
 7回表、聖望学園は5番大塚の中前安打と死球で無死一、二塁の好機をつくった。2死後、9番高山が粘り四球、2死満塁としたが、後続が倒れ、得点できなかった。

 聖望学園は3回以降、毎回走者を出したが、沖縄尚学先発の東浜に要所を抑えられ、好機を生かすことができなかった。

 う~ん,完勝ですねぇ。こんなに点差がつくとは思いませんでした…。さすがに9年前ほどの感動はないですけど,沖縄尚学がこんなに強さを見せつける勝ち方ができるのには驚きましたね。

 これだけ点を取れば,バッティングが目立ちますけど,沖縄尚学はディフェンスの強さが素晴らしかったですね。うん,やっぱり野球は守りから。この安定感が力強い攻撃のリズムを生んでいるんでしょうね。

 一応,滋賀県に住んでいる者としては,北大津高校がもう少し勝ちあがって,決勝で沖縄尚学と対戦すればよかったなぁと思ったりします。きっといい試合になっていたでしょうね。まぁ,また夏の大会に期待しましょう。

 今回は,本当に久しぶりに高校野球に注目しました。とりあえず,今日はプロ野球の結果は気にしないでおきましょう。気分よく眠らせていただくことにします…。♪

沖縄尚学ベスト8

 沖縄県勢が快進撃しているようですね。

デイリースポーツ(2008年3月31日)
沖縄尚学勝ち、8強そろう

 沖縄尚学3-1明徳義塾

 第80回選抜高校野球大会第10日は31日、甲子園球場で3回戦の残り1試合を行い、沖縄尚学(沖縄)が昨秋の四国大会を制した明徳義塾(高知)を3-1で下し、ベスト8が出そろった。

 OBで第71回大会優勝時のエースだった比嘉監督が率いる沖縄尚学は一回に西銘が先制の2点本塁打を放ち、四回にも東浜の適時打で1点を追加。東浜が明徳義塾の反撃を八回の1点に抑え7安打完投し、3年ぶりの準々決勝進出を果たした。

 沖縄尚学の東浜は低めへの制球が抜群だった。140キロ台の直球と変化球の緩急も使い、1失点完投。打線は一回に西銘の左越え2ランで先制し、四回に東浜の適時打で加点した。
 明徳義塾は南野が粘り強く投げていたが、打線が東浜にうまく打たされて、好機でも凡退を繰り返した。八回に1点を返したが、反撃が遅すぎた。

 今回の選抜高校野球で,沖縄尚学が出場していたことは何となく認識していましたが,ほとんど注目して見ていませんでした。いつの間にかベスト8になっていましたか~。
 それにしても,沖縄尚学のピッチャーはとてもきれいな投球フォームで,球筋が安定していますね。今回,初めて沖縄尚学の映像を見て,守備力と打撃力が整ったバランスのいいチームという印象を持ちました。

 そう言えば,今回のチームの監督は,1999年の選抜大会で初優勝したときのエースピッチャーだったんですね。監督になって母校に戻ってきましたか…。そうそう,当時の優勝はテレビで見届けましたね。翌月曜日にスポーツ新聞をたくさん購入しようと思っていたんですが,その日から東京出張だったこともあって,そのまま買えずに取引先へ…。で,その取引先のテーブルの上にスポーツ新聞があるのを見つけて,お願いして持って帰りました。

 そのスポーツ新聞をどこかにしまってあったよなぁと思って,先ほど部屋をがさごそ探したら…。ありましたよ。茶色に変色していましたけど,紙面にはバーンと優勝の瞬間の写真が載っています。という訳で,当時のその新聞記事を取り上げてみましょう。

スポーツニッポン(1999年4月5日)

沖縄に初大旗!
 悲願の大旗がついに海を越えた。ともに初優勝を懸けて挑んだ翌日から沖縄尚学と水戸商(茨城)の決勝戦は4日、甲子園球場で行われ、沖縄尚学はエース比嘉公也(3年)を左ひじ痛で欠きながら右腕・照屋正悟(3年)が好投。打線も10安打と援護して7-2で水戸商を逆転で破り、初優勝を飾った。沖縄県勢は春夏通じて3度目の決勝進出で初の全国制覇を達成。紫紺の大旗は初めて海を渡り、きょう5日、最南の地に届く。

第71回選抜高校野球大会 決勝戦
水戸商業 020 000 000 2
沖縄尚学 020 021 20× 7

浜田22年ぶり本塁打
 長い時を埋めるサイレンが甲子園に響きわたる。鳴りやまない指笛、銀傘にこだまする大歓声…。総立ちで万歳三唱する一塁側アルプス席に沖縄尚学ナインは全速力で駆け寄った。
 沖縄県代表として首里高が初めて甲子園の土を踏んだのが1958年夏。1万4848日の時を経て、初めて大旗が東シナ海を渡るときがやってきた。「沖縄で初めて勝てたことに意味がある」金城監督の言葉は沸き起こる大きな拍手にかき消されていく。

 エース不在で臨んだ大一番だった。今大会4試合で504球を投げた比嘉公の左ひじ痛は限界。前夜のことだ。金城監督から「大学でも野球を続けたいか」と聞かれた比嘉公が「はい」と答え、決勝戦の先発は控えの照屋に決まった。それでも夢へ向かうナインは逆に燃え上がる。「ここまでこられたのはお前のおかげ。ゆっくり見ていてくれ」と比嘉寿主将。そして昨年秋の県大会まで背番号1をつけていた照屋はひたむきに魂の投球を続けた。

〝代役〟照屋好投
 「比嘉のためにも思い切り投げた」と水戸商を7安打2失点に抑えれば、打線も執念を見せる。二回に2点差を追いつき、五回無死一塁から途中出場の新垣雄が右中間へ会心の逆転三塁打。七回には浜田が県勢22年ぶりになるセンバツ本塁打を左翼席へ打ち込んだ。
 思えば沖縄県勢が初めて甲子園にやってきた58年はまだ米国統治下だった。用具は不足し、ホームベースは米袋に土を詰めたものを代用、ユニホームは米兵の迷彩服の布を再利用したものだった。パスポートを持って船と汽車で48時間かけて甲子園入りした本土復帰は72年のこと。かつて「野球で甲子園に行くのが早いか、沖縄から大臣が出るのが早いか」と本土勢からやゆされたが、沖縄の野球は力を着実に伸ばしてきた。

 「大旗が海を渡った時に沖縄の戦後が終わる」と語ったのは沖縄の名将、沖縄水産・栽監督。その師の豊見城時代の教え子、金城監督によって今、長い歴史にピリオドが打たれた。沖縄出身のKiroroが歌う「長い間」の行進曲で始まった今大会。最後は4万8000人の大観衆が見せたウエーブで幕を閉じた。何度も何度も繰り返す人の波。1999年4月4日。空白を埋めた沖縄に新しい波が訪れた。

 1999年優勝当時の沖縄尚学の現監督は,切れのいい球を投げる左腕の投手だったなぁという記憶ぐらいしかありませんけど,決勝戦では投げていなかったんですね。何となく思い出してきました。それまでの沖縄県勢は,選抜大会にはほとんんど出場できなかったですね。それでも夏の大会は度々強さを発揮して,沖縄水産は1990年と1991年の2年連続で,夏の甲子園準優勝でした…。そして1999年になって,ついに沖縄尚学が選抜大会で優勝。

 もう今は「優勝旗が○○を越える」という表現は古くなりましたね。かつて東北勢が優勝して「優勝旗が白河の関を越えるのはいつか…」なんて言っていましたが,いきなり津軽海峡を越えて駒大苫小牧が優勝してしまったので,全く使えないフレーズとなりました。選手の移動が盛んなことも原因なんですけど,今は日本全国どこのチームが優勝してもおかしくない状況にあります。

 私としては,スポーツニッポンの記事の中で,昨年亡くなった沖縄水産の元監督・栽さんがおっしゃった「大旗が海を渡った時に沖縄の戦後が終わる」。このことが,野球だけではなく名実ともに沖縄全体に浸透することを願っています。

セ・リーグ開幕

 今日はプロ野球セ・リーグの開幕日なので,とりあえずこれですね。

中日新聞(2008年3月28日 22時22分)
中2-2広(28日) ともに決め手欠き引き分け

 両チーム決め手を欠き、引き分けた。中日は1-2の9回に中村紀の適時二塁打で追いついたが、延長10回は無死満塁を生かせず。広島は初の開幕投手の大竹が8回1失点と力投したが、9回登板のコズロースキーがリードを失った。
中日-広島1回戦(18時2分、ナゴヤドーム、38255人)
広 島 001 000 001 000-2
中 日 001 000 001 000-2
(延長十二回規定により引き分け)
▽本塁打 川上1号(1)(大竹)

 ドラゴンズは,福留がいなくても別に違和感はありませんね。去年の後半からいませんし…。それでも,9回に大竹が降板してくれたおかげで負けなくて済んだわけですが…。とにかく,今日の試合は長すぎて,とても疲れましたね…。10回裏のノーアウト満塁で無得点はさすがにきついな…。蒼ざめ
 という訳で,ついに2008年のプロ野球シーズンが始まりました。試合結果に一喜一憂する毎日が来たかと思うと,嬉しいような悲しいような。滝汗とりあえず,感動できるような試合を期待したいと思います。

ドアラのひみつ

このところ,何だかマスコットばかり扱っているような…。

スポーツニッポン(2008年03月26日 08:27)
中日のマスコット人気「キモかわいい」

 中日のマスコット「ドアラ」が、選手を上回るほどの人気を集めて注目されている。
 ドアラが誕生したのは1994年。84年に名古屋市内の東山動物園にコアラが日本に初めてやってきたことにちなんで、なじみの深い動物をモチーフに名付けられた。
 中日の公式ブログをきっかけに人気が出始め、昨年インターネットの動画サイトで紹介されて火が付いた。コミカルでマスコットらしからぬちょっと傍若無人な行動が「キモかわいい」と評判になり大ブレーク。女性雑誌やテレビのワイドショーに次々に取り上げられるまでになり、取材の申し込みも後を絶たない。
 過熱するドアラ人気に今年2月、異例のマスコット本「ドアラのひみつ かくさしゃかいにまけないよ」(PHP研究所)が出版された。
 ドアラの一問一答や、仲良しで顔が似ていると言われる森野将彦選手のインタビューなどを掲載。初版は7000部の予定だったが、予約が殺到して7万部に。それも1週間で売り切れ、さらに5万部増刷する大ヒット。会社を説得して出版にこぎつけた担当の太田智一氏は「売れるとは思っていたが、ここまでとは…」と驚く。東京で行われた出版記念サイン会では、整理券を手に入れるために徹夜するファンまで現れた。
 グッズの売り上げでも球団でトップクラス。DVDやCD、ゲームソフトなどの発売も検討されている。
 中日の加茂浩将広報部長は「野球に最初は興味がなくても、ドアラが見たいから球場に来たいと言ってくれる人も多い」と喜ぶ。奮闘するマスコットたちが、プロ野球ファンの拡大にひと役買っている。
 最後に、球団を通じてドアラに今の人気についての感想をコメントしてもらった。「別に気にしてませんけど…」

 なるほど…振り返ってみると,ドアラって結構長いことやっていたんですね。東山動物園のコアラは,80年代の名古屋の象徴とも言うべき存在でしたが,90年代になって登場したドアラについての人々の反応は「えっ……」といった感じのものでした。
 しかし,いつの間にかこんなに人気が出ていたとは「人間万事塞翁が馬」ってところでしょう。…あ,人間じゃないのね…。「キモかわいい」といわれるのは,やはり,あの眉毛がポイントなんでしょうか。微笑

 近年は,異なる球団のマスコット同士が盛んに交流する場面が見られますが,ドアラは他球団のマスコットにもいじめられていたような気がします。試合中の応援では,かっこよくバク転を決めるところで失敗すると,チアドラゴンズのお姉さんたちに寄ってたかってボコボコにされるし…。後輩のマスコットのシャオロン・パオロンに比べて全然かわいくないと馬鹿にされるし…。滝汗
 こういった姿が,いつしか哀愁を帯び,あの微妙な顔つきと相まって,密かな人気を呼んできたのでしょうか。「ドアラのひみつ」という本はまだ読んでいませんが,こういったドアラの経緯が,副題の「かくさしゃかいにまけないよ」に表れているんでしょうかね…。

 このドアラのように,マスコットの人気というのはどうなるか分からないものです。今は不評という例の「平城遷都1300年祭のマスコット」もいずれ,人気爆発大フィーバーという状況になったりするかもしれません。…ちょっとしつこいですか…?笑顔

北京五輪の大気汚染

北京オリンピックの大気汚染問題が,再びクローズアップされています。

朝日新聞(2008年03月11日18時56分)
北京五輪期間中、工場操業を制限へ 大気汚染対策

 男子マラソン世界記録保持者のゲブレシラシエ(エチオピア)が北京の空気の悪さを理由に、北京五輪ではマラソンに出場しない考えを示したことについて、中国外務省の秦剛副報道局長は11日、記者会見で「北京は環境改善のために対策を取っている。彼を含め、世界各国の選手が北京に集い、良い成績を挙げることを願う」と話した。
 また、国家環境保護総局の張力軍・副局長はこの日の記者会見で、大気汚染改善への対策として五輪期間中は北京市と(周辺の)天津市、河北省で一部工場の操業を停止、または制限すると明らかにした。張副局長は必要に応じて操業停止の範囲を広げるとして「五輪期間中、北京の空気の質が国の定める目標に達することは保証する」と話した。

 う~ん,マラソンは本当に厳しいですね…。中国の対策というものが全く当てにならないことは,最近の毒餃子事件をはじめ,毒健康食品事件,毒ペットフード事件,毒おもちゃ事件などを考えても明らかです。中国は,各国の選手団が独自に食料を持ち込むのを禁止しようとしていますから,これも困ったものです。そもそも中国に安心して食べられるものなどあるんでしょうかね…。
 北京オリンピックについては,大気汚染を避けて,日本で直前合宿を行う国が増加しているそうですが,中には韓国で合宿する例もあるそうです。これは大気汚染に少しずつ慣れるという意味合いが大きいそうで。おいおい…。滝汗

 先日の日曜日に名古屋国際女子マラソンが開催され,初マラソンの天満屋の中村友梨香選手が優勝してオリンピック代表の座をつかみ取りました。期待していた選手が優勝したのはうれしいんですが,北京の状況を考えると複雑な思いがありますね…。しゅん…マラソンだけの問題ではありませんけどね。

宮城球場の命名権

 最近は国会の空転が大きなニュースになっていますが,ちょっと気分が重くなりそうなので,こちらの話題に…。滝汗

河北新報(2008年03月05日)
「Kスタ」ロゴ決まる 新看板の下飛躍の年に

 楽天野球団と日本製紙、宮城県は5日、プロ野球東北楽天ゴールデンイーグルスの本拠地「クリネックススタジアム宮城」(仙台市宮城野区)のロゴマークを発表した。今季のパ・リーグが開幕する20日までに、球場正面とスコアボード上に看板を設置する予定。 球場の命名権(ネーミングライツ)を取得した日本製紙のグループ企業が製造、販売するティッシュペーパーの商品名が基調。宮城県旗や県章に使われるグリーンと、球団チームカラーのクリムゾンレッドを配した。Kスタ宮城で記者会見した球団の池田敦司副社長は「愛称がきっちり決まり、安堵(あんど)している。パ・リーグ優勝と日本一を目指し、力戦奮闘する」と話した。
 球場愛称は当初、「日本製紙クリネックススタジアム宮城」だったが、日本製紙による古紙配合率偽装が発覚。宮城県は2月、愛称から日本製紙を外して契約を継続することを決めた。
 日本製紙は会見に同席せず、「看板を掲げる責任の重さをあらためて実感している。優勝の大目標に向かって、球場で活躍されることを祈ります」とコメントを出した。

 宮城球場は,人材派遣会社のフルキャストが命名権を購入して,2005年3月から「フルキャストスタジアム宮城」と呼ばれてきたわけですが,例の違法派遣の発覚によって契約解除となった経緯がありますね。
 ということで「クリネックススタジアム宮城」ですか。古紙配合率偽装の件があって,当初の名称から「日本製紙」をはずしたそうですが,とりあえず発音しにくいような気がするんですけど…。アナウンサーも急いで原稿を読もうとすると「クリネックスススス…」となってしまいそうな。まぁ余計な心配なんでしょうが。微笑

 命名権については,「味の素スタジアム」や「Yahoo! BB スタジアム」(その後「スカイマークスタジアム」)が登場してから,一躍脚光を浴びることになったようです。西武ドームも名前が変わってましたね。宮城県ではこのあと続々と命名権を導入する予定なんでしょうか。宮城県民会館はこの2008年4月から「東京エレクトロンホール宮城」となるそうです。業界で名前が通っていても一般には無名な企業もありますし,そういった企業にとって命名権の購入は,大々的に名前を売り込む機会となりますよね。

 そう言えば,大阪にもありましたね。「大阪ドーム」から「京セラドーム大阪」へ。最後の「大阪」って何…という感じです(これは宮城球場でも同じですが)。「大阪京セラドーム」とか「京セラ大阪ドーム」というならまだしっくりきますけど。まぁ,スポンサー企業としては「京セラドーム」と呼んで欲しいというのがありますし,地元の意向も無視できないということで致し方ないのでしょうか。という訳で,私は今でも「大阪ドーム」と呼んでいます。「京セラドーム」と言っても通じないことが結構ありますから。笑顔
 (内輪の話ですが,この人も,「大阪ドーム」と呼んでいました。)

進歩なき東アジア選手権

 昨日は重慶で行われたサッカーの東アジア選手権をテレビで見ていましたが,予想通りのひどい試合でしたね…。

 主力を欠いた日本にとって,この大会はテスト的な意味合いが強いかと思いますが,それでも出場している選手たちはチャンスを生かそうと一生懸命プレーをしているわけです。中国選手の極端なラフプレーや,審判の恣意的に見える判定の連続は,それを徹底的に侮辱するものと言えるかと思います。後半の安田選手に対する中国ゴールキーパーの跳び蹴りだけを見ても,誰もがレッドカードで一発退場と思えるシーンでしたが,結果はイエローカードに留まっています。そういう試合展開がある程度予想できたということが,事態がより深刻であることを示しています。

 競技場で日の丸を燃やしていた中国の観客は,そんな自国チームで満足なんでしょうか。どんなラフプレーをしてもカードをもらわなかったらラッキー…なんて思っているんでしょうか。まぁ,そう思っているからこそ,敬意を表すべき相手国の国旗を平気で燃やせるんでしょうけどね。試合終了後に中国人観客が自国チームに示した怒りは,自国チームのラフプレーに対してではなくて,単純に試合に敗れて情けないという思いだけでしょう。こういう状況を見るにつけ,教育というのはつくづく大切だと思います。

 東アジアがらみのスポーツを見るときは,いつもやるせない思いがありますね…。とりあえず次の韓国戦は,日本選手が重大な怪我をさせられないように願います。観客の側が勝敗よりもこんなことに気を使わなければならないなんてねぇ…。

以下のサイトに今回の試合の写真を含めた詳細があります。
アジアの真実
・観客のマナー、選手の暴行と最悪の結果に終わった日中戦 ~中国はやはりオリンピックを開く器ではない

アジア王者

 野球の日本シリーズはとっくに終わってしまっていたんですが,そう言えば,ドラゴンズが日本一になっていました。今年のドラゴンズはリーグチャンピオンではないので,もう一つ盛り上がりに欠けますな。確かに53年ぶりではありますけど…。(^^;

 盛り上がりに欠けると言えば,野球のアジア・シリーズ。日本のチームにとってどんな意味があるのかよく分かりませんねぇ…。優勝しても当たり前なのでそんなに評価もされず,負ければ負けたで間違いなく酷評されたでしょうしね。観客も少なかったし,テレビ中継もやる気のなさを露呈しています。韓国では「真の王者は韓国である」などとスポーツマンシップなどくそ食らえとばかりの訳の分からない報道がまかり通っていますし,なんか後味悪いですね~。そろそろこの大会はやめにしますか。(^^) 日本一のチームはワールドシリーズに混ぜてもらうのがいいかな。(^^;

 昨日はサッカーの浦和レッズがアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)で優勝を決めましたが,こちらは盛り上がっていますね。同じアジア王者でも,浦和は来月のクラブW杯の出場権を得たわけで,この大会の初戦で勝てばACミランと対戦することに…。うん,これは見たいですね。(^^)

2014年冬季五輪

 このところの世界的なスポーツの話題と言えば,先日,2014年の冬季五輪の開催地が決定したそうですね。う~ん,全然知らなかった…。こういうのはいつの間にか決まってしまうもんですな。

 で,開催地はロシアのソチですね。ソチかぁ…ソチねぇ……ソチも悪よのう………うっ,すんません…。(^^; ソチと言っても全然知らないんですが,ニュースによると,黒海沿岸の避暑地だそうです。テニスのシャラポワ選手も一時期住んでいたそうですね。う~ん,まだイメージがわきませんが,2014年には分かるでしょう。(^^)

 で,ニュースによると,韓国の平昌(ピョンチャン)も立候補していたそうで,韓国としては残念なことですね。4年前にも立候補していて落選したそうなので,悪夢の再現といったところのようです。しかし,どうも韓国のマスコミはこの件で,日本に難癖をつけているようですね。全く日本には関係のない話でいい加減にしてほしいところですが,いつもの自意識過剰な反応なんでしょうなぁ…。(^^;

 ロシアでの五輪はモスクワ以来ということですが,そういえば,モスクワオリンピックの歌というのがありまして,子どものころ,学校でこの歌に合わせて縄跳びを跳ぶのが慣例となっていたのを思い出しました。この歌はなかなかユニークで,一度聴いたらしつこく頭に残ります。(^^; たま~にラジオで耳にしますが,もう一度聴いてみたいですねぇ。うん,これいいですよ。(^^)

 まぁ,結局日本はモスクワオリンピックをボイコットしたんで,そんな歌があったこともずっと忘れていました。子どもにとってはオリンピックのボイコットとか政治的な話はどうでもいい話なんですよね。柔道の山下選手やマラソンの瀬古選手にとっては一大事でしたでしょうけど…。

 とりあえず,どこでオリンピックをやるにしても,スポーツマンシップあふれる大会にしてもらいたいですよねぇ…。このところの国際的なスポーツ大会は色々な疑惑がささやかれるのが常となっているので…。そんなものに巻き込まれる選手はたまったもんではありません。

特待生を容認

産経新聞 2007/06/26 19:15より引用

高野連、来年入学者は特待容認 今後は野球憲章を論議
 日本高野連は26日、特待制度の新たな基準づくりを協議したが、特待制度の基本的考え方が高野連と私学側で一致しなかった。募集要項作成というタイムリミットもあり、来年度入学予定者については、加盟校がスポーツ技能に優れた生徒に対して経済的支援を必要と判断した場合は特待生として容認することになった。
 26日の私学検討部会で連盟内部の意見聴取を終え、今後は設置が決まった第三者機関、特待生問題有識者会議で学生野球憲章の見直しを含めて提言を求める。

今までの高野連のこだわりはなんだったんでしょうね…。(^^;

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