このところ,何だかマスコットばかり扱っているような…。
スポーツニッポン(2008年03月26日 08:27)
中日のマスコット人気「キモかわいい」
中日のマスコット「ドアラ」が、選手を上回るほどの人気を集めて注目されている。
ドアラが誕生したのは1994年。84年に名古屋市内の東山動物園にコアラが日本に初めてやってきたことにちなんで、なじみの深い動物をモチーフに名付けられた。
中日の公式ブログをきっかけに人気が出始め、昨年インターネットの動画サイトで紹介されて火が付いた。コミカルでマスコットらしからぬちょっと傍若無人な行動が「キモかわいい」と評判になり大ブレーク。女性雑誌やテレビのワイドショーに次々に取り上げられるまでになり、取材の申し込みも後を絶たない。
過熱するドアラ人気に今年2月、異例のマスコット本「ドアラのひみつ かくさしゃかいにまけないよ」(PHP研究所)が出版された。
ドアラの一問一答や、仲良しで顔が似ていると言われる森野将彦選手のインタビューなどを掲載。初版は7000部の予定だったが、予約が殺到して7万部に。それも1週間で売り切れ、さらに5万部増刷する大ヒット。会社を説得して出版にこぎつけた担当の太田智一氏は「売れるとは思っていたが、ここまでとは…」と驚く。東京で行われた出版記念サイン会では、整理券を手に入れるために徹夜するファンまで現れた。
グッズの売り上げでも球団でトップクラス。DVDやCD、ゲームソフトなどの発売も検討されている。
中日の加茂浩将広報部長は「野球に最初は興味がなくても、ドアラが見たいから球場に来たいと言ってくれる人も多い」と喜ぶ。奮闘するマスコットたちが、プロ野球ファンの拡大にひと役買っている。
最後に、球団を通じてドアラに今の人気についての感想をコメントしてもらった。「別に気にしてませんけど…」
なるほど…振り返ってみると,ドアラって結構長いことやっていたんですね。東山動物園のコアラは,80年代の名古屋の象徴とも言うべき存在でしたが,90年代になって登場したドアラについての人々の反応は「えっ……」といった感じのものでした。
しかし,いつの間にかこんなに人気が出ていたとは「人間万事塞翁が馬」ってところでしょう。…あ,人間じゃないのね…。「キモかわいい」といわれるのは,やはり,あの眉毛がポイントなんでしょうか。
近年は,異なる球団のマスコット同士が盛んに交流する場面が見られますが,ドアラは他球団のマスコットにもいじめられていたような気がします。試合中の応援では,かっこよくバク転を決めるところで失敗すると,チアドラゴンズのお姉さんたちに寄ってたかってボコボコにされるし…。後輩のマスコットのシャオロン・パオロンに比べて全然かわいくないと馬鹿にされるし…。
こういった姿が,いつしか哀愁を帯び,あの微妙な顔つきと相まって,密かな人気を呼んできたのでしょうか。「ドアラのひみつ」という本はまだ読んでいませんが,こういったドアラの経緯が,副題の「かくさしゃかいにまけないよ」に表れているんでしょうかね…。
このドアラのように,マスコットの人気というのはどうなるか分からないものです。今は不評という例の「平城遷都1300年祭のマスコット」もいずれ,人気爆発大フィーバーという状況になったりするかもしれません。…ちょっとしつこいですか…?
てつ
ドラゴンズばんざーい!!
中継ぎに故障者がいるのが気がかりですが,今年は完全優勝でしょう??
ついでに北大津高校ばんざーい!!