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皇子が丘公園の桜2008

 昨日の大津は,うららかな陽気で,絶好の花見日和でしたね。という訳で,昨年も訪れた皇子が丘公園へ桜を見に行ってきました。
 まずは,JR湖西線の大津京駅で下車。3月15日に駅名が「西大津」から「大津京」に変わってから初めてこの駅を利用しましたが,うん,確かに表示が変わっていましたね。まぁ当たり前ですが…。その大津京駅からてくてくと徒歩5分足らずで皇子が丘公園の入り口付近に到着。正午ごろにそのあたりのコンビニで飲食物を調達しましたが,結構売り切れが多いですね。さすが絶好の花見日和に,客が殺到したようです。

 さて,山の斜面に広がる公園に入ってみると,五分咲き程度の桜もあったり満開に見える桜もあったり,色合いも実にさまざまです。この公園は桜の種類が多いんでしょうかね。桜の種類には詳しくないので,よく分かりませんが…。昨年来たときは,雨模様で花見客が少なかったんですが,この日はさすがに多い…。しかし,去年とは違って好天で地面も乾いているので,桜と琵琶湖が見える適当なところで座って早速ビールを…。う~ん,とりあえず気持ちのいい天気でビールがうまいですねぇ。笑顔

 しかしまぁ,車で来てバーベキューをしている人も多いので,公園内の道路は車で溢れ返っています。スペースを探してあちこちで車がうろうろ。う~ん,大変ですねー。少し離れた大きめの遊戯施設では,子どもたちが鈴なりになって遊んでいます。いつも思いますが,こういう花見会場近くで警察の検問があったら大量検挙なんでしょうけど,そういう光景は見たことがありませんね。そんな検問は野暮ということでしょうか。にやり

 また,ふと山の方向を見上げると,すぐ近くで何やら大きなマンションが建築中です。あぁ…また琵琶湖岸の景観がつぶされていくのかぁ…。このマンションの売りは,琵琶湖の景色がいいことと,いつでも公園でバーベキューができることなんでしょうか。ただ,車がないと結構生活がつらいよなぁ…。あの方向なら,去年行った「フェノロサの墓」がある法明院のすぐ脇に建つことになるような。う~ん…。滝汗

 で,昨日の雲ひとつない好天とは打って変わって,今日は雨が降り続きました。満開近くまで咲いた桜にとっては,花散らしの雨になりますかね…。自宅周辺にも桜は多いので,しばらくは桜を楽しみたいんですけど,どうでしょうか。

琵琶湖文化館の休館

 昨日はとても天気がよくてポカポカと暖かく気持ちがいい日でしたね…。花粉症の人にはつらい天気なんでしょうが…。こんな気候に誘われて,この3月いっぱいで休館となる滋賀県立琵琶湖文化館(大津市打出浜)に行ってきました。
 この琵琶湖文化館は城の天守を模した独特の建物で,存在そのもののはずっと以前から認識していましたが,れっきとした歴史博物館であることを長い間知らずにいました…。なんか変わった建物があるけど,なんだろうなぁ…ぐらいの認識で…。滝汗今回,休館の知らせを聞いて,一度は行っておかねばという思いだけでふらっと訪ねたという訳です。

 琵琶湖文化館に入館する前に横を歩くと,何かの碑がありますね。これは戦国の世,織田信長を討った明智光秀が山崎の合戦で敗れたことを知った明智左馬之助(明智光秀の娘婿)が,坂本城を目指すために,敵方に囲まれたこの碑の付近から馬にまたがったままで琵琶湖を渡ったとされる「明智左馬之助湖水渡り」の碑なんだそうです。碑の横にある説明を「へぇ~」と読みながら,いざ琵琶湖文化館へ。
 で,琵琶湖文化館の写真を撮ろうと思って建物を見上げると,てっぺんにトンボがあるのに気づきました。ん?なんで博物館にトンボなのかな…。そう言えば,館内にある説明書きなどにも度々イラスト化されたトンボが登場して,何かのシンボルのように扱われています。という訳でちょっと調べたら,京都新聞に次のようなコラムが掲載されていたようです。一応参考までに。

京都新聞(2008年02月19日)
凡語 トンボと琵琶湖文化館

 あきつ、はトンボの古名である。おそらく黄金色の稲穂が揺れ、トンボが群舞する列島のイメージから来たのだろう、古代の日本はあきつ島と呼ばれた▼そのあきつ島のほぼ真ん中に滋賀県があることにちなみ、大津市の県立琵琶湖文化館の屋根の上には大きなトンボが設置されている。一九六一年の建設時に、館のシンボルとして作られた▼県民の間では、ヤンマーの創業者で滋賀出身の山岡孫吉が同館建設の際の大口寄付者だったことから、社名のルーツのオニヤンマにちなんで設置された、との説も流布するが、こちらはどうも俗説らしい▼トンボの形はオニヤンマではなくアキアカネであり、いくら大口でも民間の一寄付者を特別扱いするのは公立施設として不自然だからだ。とはいえ、こういう伝説が生まれるのも、県民の多額の寄付で誕生した歴史があればこそだろう▼その琵琶湖文化館が県の財政難を受け三月末で休館になる見通しだ。休館前の最後の特別公開「近江の美術」では、国宝や重文などを並べ、半世紀近い収集の成果を学芸員たちが渾身(こんしん)の思いをこめて披露している▼トンボは実りの季節の象徴である。仏教美術を中心とする五千余点の館蔵品はまさに湖国文化の実りの精華だ。この宝を死蔵させず、何とか生かし続けてほしい。でなければ、嘉田知事のもったいない精神が泣く、トンボも泣く。

 この日の琵琶湖文化館では,休館前の特別公開「近江の美術」シリーズの最終展示である「仏教美術の精華」という展示が行われていました。私は,こういう仏像や仏画には全然詳しくないですけど,その丁寧なつくりや表情には思わず引き込まれますね。こういった貴重な文化財が多数収蔵された博物館が,滋賀県の財政状況のあおりを受けて休館するのは,大変残念ではありますね…。何といっても,日本の中で滋賀県は文化財の宝庫と言える存在でしょうから。

もみじ祭

 昨日は,延暦寺の紅葉が見ごろとの情報ともみじ祭が開催中ということで,比叡山の延暦寺に行ってみました。しかしまぁ,とりあえず寒い。ここ数日の冷え込みがピークに達し,木枯らしが吹きすさぶ中,震えながらの紅葉狩りとなりました…。(^^; ジャケット一枚だったので,もう少し着るものを考えればよかったですねぇ。

 で,延暦寺(横川地区)境内の入り口では折りしも大根炊きが振る舞われていまして,量は少ないものの,これが結構おいしかったですね。当日来ている人の多くはこれが目当てだったりします。(^^; お楽しみ抽選会も行われていて,久しぶりにガラガラポンと引かせてもらいました。おっ,出た玉に色が付いてます。なんと,もみじの苗木が当たってしまいましたぁ~。(^^) という訳で,どこに植えるか思案中です。

 寒くなければ,紅葉を楽しんでもう少し長居をしたんですが,あまりに寒くて昼ごろには下山しました。う~ん,下界は少し暖かい。このところ,家の近所の駅前通りの街路樹が結構色づいてきていて,紅葉の名所もいいけど,紅葉狩りはこれでも充分かなぁとも思いますけどね。まぁ,年中行事みたいなもので…。 (^^;

ガーデンミュージアム比叡

 比叡山に登った前回の続きです…。
 比叡山延暦寺を見るだけでは何なので,比叡山頂付近のガーデンミュージアム比叡ということろにお邪魔しました。ここは,庭園にフランス印象派の画家の作品を陶板で再現した美術館ということで,なかなかきれいなところです。残念ながら絵心も花心もないので,どれだけのものなのかよく分かりません…。(^^; とりあえず絵画はモネとかルノワールとかだそうです。有名どころのものは見たことはありますけど。

 ちょうど昼時だったので,園内にあるレストランみたいなところで食事を…。まぁ,フランスのカフェをイメージしているようで上品な感じですが,なんか種類が少ないなぁ…。腹にたまるものは,スパゲティが2種類とカレーが1種類か…。ケーキやパンは色々あるみたいだけど,米が食べたいなぁ…。カレーは前日食べたのでパスして…。結局,チキンのトマト煮にライスを追加して注文しました。あ~日本人。(^^;

 いろいろ上品できれいな場所です。気に入る人は気に入るでしょうねぇ…。でも私が一番落ち着いたのは,ガーデンミュージアムの隣にある売店でビールを飲んだときかもしれません…。ぷはぁーうまい。(^^)

梅雨の比叡山

 鬱陶しい梅雨が続いていますが,皆さんいかがお過ごしでしょうか。(^^) この2日ほどは晴れ間も見えて,梅雨もちょっと一息といったところだったので,比叡山に登ってみました。

 今まで比叡山へは,車でちょくちょく行ってましたが,今回は坂本ケーブルに乗りたい…と言うことで,大津市坂本の日吉大社の横を歩き,比叡山高校の脇をすり抜け坂本ケーブルの駅へ…。こんなところに立派な駅があるんやねぇ…と感心していたら,駅近くから坂本ケーブルの職員を思しき人が何か呼んでいる…。何だろうと早歩きで近づいてみると,ケーブル電車の発車が近いので,急ぐようにとのこと。そう言えば運行が30分間隔でしたねぇ。乗り遅れたら困るだろうと,わざわざ呼んでくれていたのでした。何と親切な。(^^)

 日曜日にも関わらず,ケーブル電車の客は少なめでしたね。やはり,梅雨時ということもあって,客足が鈍いかもしれません。動き出すと,観光案内のナレーションが…。いい感じですね。案内によると,どうも坂本ケーブルは日本一の長さのようです。へ~それは知らなかった。失礼しました。(^^;

 終点の駅に着くと,もう延暦寺の雰囲気ですね。お坊さんがうろうろしてます。ビールケースを抱えたお坊さんもいます。まさか,今日は宴会の日なんかな…。いや,多分売店で売るビールを運んでいるんでしょうなぁ。(^^; とりあえず,山頂に近いところは多少涼しい気もするんで,なんとなく気持ちいいのかもしれないですね。(^^;

 ぶらぶらと,あたりをめぐりましたが,感想としては,精進料理って質素さが売りのくせに結構値が張りますなぁ……じゃなくて,延暦寺はとても一日では回りきれないですなぁ…。このところ運動不足なんで,結構堪えます。車で来ていたら,こういう感想はないかもしれませんが。リュックサックを背負ってたんで,ハイキングに来たと思しき人たちから,やたらと挨拶されました。まぁうれしいんですけどね。(^^; 次回は延暦寺を全部克服するとしよう。(^^)

石山寺にて

 昨日は大津の石山寺までぶらぶらとお出かけ。大津市の広報誌には,大津市民が第三日曜日に市内の施設に無料で入場できる券が付属しているので,これを使ってただで入場~。でも駐車場の料金まではただにならんのだなぁ…。

 昨年はびわ湖毎日マラソンのときに,石山寺の前から声援を送らせていただき,そのついでに梅を観賞。で,今回は桜の季節…といっても門前の枝垂桜の他はほとんど散りかけですわ~。仕方がないので境内を散策すると「菖蒲」の看板とともに写真の花を発見。う~ん,これは菖蒲なのかな…。花の種類には疎いのでよう分かりまへん。(^^;

 足がくたびれて,のども渇いたので近くの喫茶店で休憩したけど,これがまた随分と値段が高いですなぁ…。やはり観光地にある店はそんなものかぁ。…と大津市内の某蕎麦屋を思い出したりして…。でも,そんな不満な思いは帰りに寄ったとんかつ屋で暴食して吹き飛ばしました。ご馳走さま…う~ん,でも何か違うな。(^^;

長等公園の桜

 昨日は,一週間前に充分に見られなかった桜を求めて改めて大津の三井寺付近を散策…。桜はどうやら満開を迎えているようですなぁ。(^^) しかし三井寺は人が多い。う~ん,この時期はこんなに観光地らしくなるのねぇ…。出店の賑わいはいいけれど,人が極端に密集するところは体が拒否反応を起こしてしまうので,次へ移動。(^^;
 適当に散策すると京都へとつながる琵琶湖疎水沿いの桜へ…。ここの桜の木はでかいですなぁ…。きれいなことはきれいだけど,少しダイナミックすぎるかな。もうちょっと琵琶湖に近づいたらいいのかもしれないけど,人がうじゃっといるので,そのまま通り過ぎるか…。 (^^; で,長等公園に到着。
 散策中に山際に見えていた桜はこの公園の桜だったようですね。入り口付近の桜の枝はなかなか見事。枝ぶりが絵画のようです。この公園は適当な人出で,芝生や川のせせらぎなどもあって,なかなか落ち着いた感じでいいですねぇ。何かあれば,またここでぶらぶらするかな。一部に場違いな音楽を垂れ流す集団がいたのには閉口したけど,まぁ一部だからいいか。(^^;

法明院を散策

 先日皇子が丘公園に桜を見に行ったときに,ついでに周辺をぶらぶら…。山際の小道に誘われて歩いてみると,法明院という寺があるという。寺の入り口には「フェノロサの墓」の表示が…。おぉ,あのフェノロサか…。そう言えば教科書に載っていたなぁ。明治時代に来日して日本の美術の再興に尽くしたアメリカ人…だったかな。詳しい説明はフェノロサ(ウィキペディア)に任せて,この寺に入ってみよう。
 で,寺に入るとそこには庭園が。庭園の入り口には「入園料100円也」。その横の「よろしく」の文字が何とも可愛らしい。庭園自体は普通ですが見晴らしはいいですね。大津市内が一望のもとだぁ。当日はあいにくの曇天でしたが,晴天なら絶景ですねぇ。あ,そうそう,フェノロサ。庭園の奥に墓がありました。何人かの外国人の墓も一緒にあります。誰だかわかりませんが…。(^^;

 全然関係ありませんが,昨日報道ステーションを見ていたら,いわゆる赤ちゃんポストの話が出ていました。安倍首相が赤ちゃんポストに否定的な見解を示したのに対して古舘氏が言い放った言葉。
「批判するなら代案を示すべきだと思いますね。」
う~ん,安倍さんとしても,今まで無責任で的外れな批判を繰り返してきた人たちだけには絶対に言われたくない言葉だったでしょうなぁ~。いや,すんません。ちょっと気に障ったもので。読み飛ばしてください。(^^;

桜の便り

 4月になったということで,昨日,大津の皇子が丘公園周辺を散策してきました。今年は暖冬で早目と言われていた桜はどうなってるかなぁ~。
 残念ながら,公園内の桜は1分咲きというところですなぁ…。しかもだんだんと天候が怪しくなってきて,ついに降雨…。とたんにちょっと寒くなったので,用意したビールをくいっと呑んでそそくさと移動…。う~ん,晴れて暖かくなると教えてくれた天気予報は全く当てにならないねぇ。(^^;
 しかし,近くの京阪電車の沿線の桜はそれでもまだいい感じ。う~ん,3分咲きかなぁ。次の日曜日には散り始めているかもしれないけど,少し遅めの桜を探してどこかへ花見に行ってこようかなぁ。(^^)

石山寺の梅

 今日は,びわ湖毎日マラソンの観戦に行ってきて,選手が帰ってくるまでの待ち時間に,石山寺を散策した。

 大津に引っ越してきて2年以上になるが,市内にある石山寺に来たのはこれが初めて。この寺はあの紫式部が源氏物語の構想を練った所だといわれるそうだ。寺の境内に入ると,あちこちに岩場が露出している。なるほど,石山寺のゆえんというわけやね。

 ふと思えば,今は梅の時期。ここ石山寺にも梅園があって紅梅が花を咲かせていた。そう言えば,梅の花をじっくりと見るのはこれが初めてかもしれないなぁ…。と思いつつ,シャッターを切った(携帯電話では見られまへんですんまへん)。

 …と思っているうちにマラソンの選手が折り返しで帰って来る時間に…。慌しく出口へと急ぐ。石山寺前まで1位を競っていた松宮選手は結局2位だったそうだ…。あぁ残念…。次回に期待しよう。(^^)

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