産経新聞が,沖縄の集団自決問題の新たな証言について報道していましたね。
以前の記事で,少し所感を書きましたけど,子どもの教育を担う教科書で間違った記述がまかり通ることがあってはなりません。現状でも近代史における南京事件や慰安婦など,事実を追究すべき教科書とは到底思えない論調が見られます。教科書の奥付けに名前を連ねた研究者たちはそれを是とするのでしょうか。
沖縄の集団自決問題については,これからも新たな証言や事実が出てくる可能性があるでしょうし,まだまだ議論の余地があるでしょう。自決の軍命があったと断言する人々には,軍命があったことを否定する証言に聞く耳持たぬ態度を改めて,今後は真摯な議論に参加することを期待したいですね。現状は非常に厳しいですが…。
産経新聞(2008.2.22 23:13)
集団自決、隊長はいさめた 沖縄・座間味で日本軍強制説否定する新証言