平城遷都1300年祭のマスコットキャラクターの愛称が決まったそうです。
産経新聞(2008.4.15 16:53)
あの平城遷都1300年祭マスコット、愛称は「せんとくん」
デザインなどをめぐって不評の声も噴出した「平城遷都1300年祭」のマスコットキャラクターについて、奈良県などでつくる事業協会は15日、愛称を「せんとくん」に決定したと発表した。
愛称の公募には1万4539件が寄せられ、漢字やカタカナなども含め「せんと」(遷都)が337件でもっとも多かったという。事業協会は、キャラクターをデザインした東京芸術大の籔内佐斗司教授ら5人の愛称選定委員会を設置し、選考を進めていた。
同祭は平成22(2010)年に奈良市の平城宮跡を主会場に開かれる。
おぉ…。思いのほか,良い愛称だと思います…。英語の「SAINT(セイント)」もかけているそうですなぁ。今までとは違うポーズのものもいくつか発表されているようで,表情が変わると少しイメージが変わるような気もしますね。今までのにんまりと笑う顔でなくて,にっこり顔で歩くポーズのものは結構さわやか…かも。それでもやっぱり,駄目ですかぁ…。
今日は,その前に新しいマスコットキャラクターのデザインを公募する動きも報道されていました。奈良県内のデザイナーが頑張るようです。
産経新聞(2008.4.15 12:25)
奈良のデザイナーら、遷都マスコットの公募開始
「かわいくない」との批判が出ている「平城遷都1300年祭」のマスコットキャラクターに対抗し、奈良県内のデザイナーらが15日、独自にデザインの公募を始めると発表した。
「クリエイターズ会議・大和」で、募集は5月15日までの1カ月間。郵送と同会議ホームページで受け付け、最終的に投票で決める。現マスコットは「シカの角を生やした仏教的な装いの童子」。奈良県などでつくる祭りの事業協会がこの日午後、愛称を発表する。
同会議は新たなマスコットと現マスコットの関係について「友達として一緒に祭りを盛り上げたい」としている。連絡先は同会議の事務局((電)0742・35・5209)。
新しいマスコットは,平城遷都1300年祭事業協会の「せんとくん」とは敵対せずに,友達関係になるようなので,とりあえず安心安心。マスコット同士仲良くやってください。果たしてどんなマスコットが決まるでしょうか。突飛なものを期待しています。
「奈良県らしいけど新しい」というのはなかなか難しいですね。1984年の奈良わかくさ国体に「やまとくん」というマスコットがいたそうなんですが,それが丸々そのまま大仏さんでして,頭にぶつぶつがついてます。やっぱりなぁ~という感じですね。このときには批判はなかったんでしょうかね…。まぁ,時代が違いますか。