今年は,源氏物語が最初に記録に現れてから1000年になる年ということで,「源氏物語千年紀in湖都大津」と銘打ったイベントが大津市で行われる予定です(2008年3月18日~12月14日)。紫式部が源氏物語の構想を練ったとされる石山寺を中心に,多種多様な催しが予定されているようですが,先日,「源氏物語千年紀in湖都大津」のマスコットキャラクターとして「おおつ光ルくん」が登場しました(左)。
もちろん,源氏物語の光源氏をモデルにしていますが,去年,彦根城400年祭で活躍したひこにゃんを意識した感じですね。これはいわゆる流行の「ゆるキャラ」というヤツでしょうか。イベント期間中に石山寺に行くと,こんな着ぐるみが待っていて,修学旅行生が「キャー」とか言って握手したりするんでしょうかね。果たして,ひこにゃんに続いて二匹目のどじょうとなるのか注目されるところです。ひこにゃんは強力でしたからねぇ…。
一方,来る2010年は何の年かというと,710年に平城京ができてからちょうど1300年。という訳で,奈良では2010年に「平城遷都1300年祭」というイベントが開かれるそうです。で,右がそのマスコットキャラクターです。「これは一体…」。
う~ん,大仏と鹿が見事に合体していますな…。これはいわゆる流行の「きもかわいい」というヤツでしょうか。イベント期間中に東大寺なんかに行くと,こんな着ぐるみが待っていて,修学旅行生が「キャー」とか言って鹿せんべいを食べさせたり…。
でも,これはこれで,ひこにゃんなどとは全く違ったインパクトがありますね。夢に出てきそうです…。何しろ,マスコットキャラクターの候補の中で,これが一番だったんでしょうから…。それで,ただいま平城遷都1300年記念事業協会では,このマスコットキャラクターの愛称を募集中だそうです。3月12日までということなので,まだまだ間に合います。この機会に名付け親になってみてはいかがでしょうか。
【3/8追記】
平城遷都1300年祭のマスコットキャラクターについて,ネットで話題沸騰らしいですね。知らなかった…。批判もずいぶん集まっているそうですが,これだけ話題になれば,イベントとしては充分成功かもしれませんね。