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今度は鯖の切り身から

朝日新聞(2008年02月18日)
魚から殺虫剤「想定していなかった」

 魚の加工品にも殺虫剤成分が付着していた。香川県内の食品販売会社が取り扱う中国製冷凍サバの切り身から、有機リン系化合物「ジクロルボス」が検出されたことが18日、明らかになった。農薬に登録されているジクロルボスが、なぜ真空パック状態の水産食品に混入したのか。緊急会見した業者は「想定していなかった」と戸惑い、取引先の回転ずし店は問題の食品を回収するなどの対応に追われた。

 突き詰めればどんどん出てきますねぇ…。今まで分からなかったのか,または隠されていたのか。以前から中国製食品の問題に関心があった人から見れば「やっぱり出てきたな」ということなんでしょうが。
 デンマーク産の鯖を中国の工場で加工したそうですが,なんで全く関係ない農薬なんでしょうかね…。業者の「想定していなかった」という発言は正直なところでしょう。色々な事件が発覚する中で,中国産の食品の問題は残留農薬の問題だけではないことがだんだんと明らかになってきていますね。今の中国ではなんでもありえます。次のような報道もありますしね。救いようがない状況です…。
【中国・毒ギョーザ】 天洋食品社長「我々は今回の事件で最大の被害者だ」…今後は賠償請求も検討

 そろそろ,日本政府のまともな対応を期待してもいいんでしょうか…。

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